バンブリーナ工房

調の違うバンブリーナ

バンブリーナは、自然素材の竹を使って作るので、さまざまな調に合わせて作ることができます。

 

右から、C管・D管・F管・G管・A管の順に並んでいます。
最前列から、後ろに行くにつれて、1オクターブずつ、音が低くなっています。
右の前から2つめの楽器は、まだ作りたてなので、緑色をしています。
大型のバンブリーナは、大きな竹で作ろうとすると、かなり大きくて重たくなるので、作るのも演奏するのも、すこし大変です。

 

 

同じ調でも大きさや形の違うバンブリーナ

左の写真の4つのバンブリーナは、左からオクターブずつ、高くなっているC管のバンブリーナです。リコーダーでいうと、右から、クライネソプラニーノ・ソプラノ・テナー・グレートバスと同じ音になります。
 右の写真の5つのバンブリーナは、すべて同じC管です。長さや太さ、竹の壁の厚さは違いますが、容積は皆同じです。

 

 

 

めずらしい竹で作られたバンブリーナ

 

 右の2つは、亀甲竹(キッコウチク)で作ったバンブリーナ。
 亀甲竹は、孟宗竹の突然変異で、節の間が交互に膨れて節が斜めとなった不思議な形の竹で、ちょっと、バンブリーナ作りには向いていません。
 左の2つは、金明孟宗竹(キンケイモウソウチク)といい、やはり、孟宗竹の変種で、緑と黄色の縦縞が節のところで交互に出ています。この竹は、多少表面を削っても、緑色の線が残り、とてもきれいです。
どちらも、国の天然記念物に指定されている竹です。
 日本には600種類の竹があるといわれていますが、このように、観賞用に使われる珍しい竹でバンブリーナを作ることも、楽しみの一つです。

 


一体型のバンブリーナ?

 

 このバンブリーナは、やたらに穴がたくさんあります。

 

 実は、バンブリーナは、オカリナと同様で、10本の指を離したときが最高音なので10度の音、つまり、1オクターブ半しか、音域がありません。C管(ハ長調)でいえば、ドから、ファまでです。 したがって、音域の広い曲は、調の違う2つのタケリナを持ち替えなければなりません。
 今まで私が演奏した曲でいえば、「川の流れのように」「アベマリア」「アランフィス協奏曲」などは、演奏中にあわてて持ち替えをしたものです。

 

 そこで、持ち替えをせずに、向きを変えるだけで演奏できるタケリナが出来ればと考えて作ったのが、この楽器です。これは、1本の竹の上下から、2種類の調で、演奏ができるようになっています。「一体型バンブリーナ」と呼んで下さい。



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