バンブリーナはどうやって作るのでしょうか?
簡単な作り方を紹介します
T.使用する道具
1.削ったり切ったりする道具
小刀・彫刻刀・紙ヤスリ
2.穴をあける道具
ドリルの刃
3.掘る道具
糸のこの刃・ジグゾーの刃
4.あると便利な道具
チューナー・万力・電気ドリル
U.竹の選び方
ハ長調のバンブリーナを作る場合は、竹の節のすぐ上から10pくらいの長さに切ります。太さは、4pくらい。内径は、3pくらいでなるべく肉厚の竹を選びます。
V.作り方
1.きれいな円筒形にしよう。
節の出っ張りを、小刀やのみで削り、きれいな円筒形を作ります。 |
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2.歌口の穴をあけよう。
上から見て、側面の壁の厚いところを選んで、吹き口の位置を決めます。そこから下にドリルで歌口の穴を空けます。
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3.吹き口の穴をあけよう。
吹き口の中央から、歌口の空気の出口に向かって、竹の側面に対して平行な穴を空けます。
4.吹き口を作ろう。
糸のこの刃やジグゾーの刃で、吹き口の中央から、竹の側面に対して平行に穴を広げます。 |
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5.歌口を作ろう。
歌口の周り180度の方向から、吹き口に向かって、空気の出口の高さまで彫刻刀の小丸刀で、彫っていきます。
6.主音を作ろう。
音が出たら、底を完全に塞いだ状態で鳴った音が、このタケリナの主音になります。ハ長調を作る場合は、ドの音になるまで、ノコギリで竹を切って短くします。 |
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7.指の穴をあけよう。
音程を決めるのは、穴の大きさで、位置はあまり関係ありませんので、自分の手に合わせて、握りやすい位置を決め、下の音から順番に音を作りながら穴を開けていきます。
8.底板を張り付けよう。
音が決まったら、5o程度の厚さの板で底を塞ぎます。
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9.バンブリーナを仕上げよう。
細かい目のヤスリをかけて、表面をみがいて、できあがり!
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